焼あご(姿)お雑煮レシピ
長崎・博多に伝わる焼あごを使ったお雑煮レシピです。
☆博多雑煮(3人前)
●焼あご3本 
●干し椎茸3個・昆布5cm角1枚
●水800~・食塩(少々)・薄口醤油・お酒(小匙1)
●本格的な博多雑煮を作るには焼あごが必要です。





※干椎茸は前の晩から別容器で人数分の3個つけておきます。
 戻した椎茸は椀だねに使用します。
 戻し汁はお好みの量をだしに加えてください
※家庭によっては、風味がいいように焼いたスルメを割いて入れます。
☆博多雑煮の椀だね材料
●丸餅3個・水に戻した椎茸3個・人参・かつお菜・鶏もも肉・ブリ切り身銀杏・ごぼう・大根
博多雑煮はいたってシンプルです。
焼あごのダシをたっぷり味わてください。

☆伝統的な長崎雑煮
焼あごのダシ汁を使ったすまし汁には、丸餅、白菜、鶏肉、蒲鉾
人参、生シイタケ、春菊、唐人菜、魚(ぶり、鯛、あらなど)
鳥団子、紅白の蒲鉾、結び昆布、里芋、竹の子、クワイなど
大変豪華な品数です。正式にはこの他にエビなど9品11品の具が入ります。
だし汁はあごだし仕立ての他に、鰹節、昆布、椎茸のうま味が聞いたダシが雑煮椀、金蒔絵(きんまぎえ)に盛り付けられます。
①鍋に800ccの水・焼あご3本、昆布5cm角(3g)を入れ一晩浸け置きします。(基本5時間以上)
●別容器に椎茸3個に水を入れ一晩もどします。
●ぶりは塩ををふって一晩おき、そぎ切りにし熱湯にさっとくぐらせる。
②翌朝、もどした干し椎茸を取り出し、もどし汁は①にお好みの量加えます。(しいたけは石づきを切り、飾り切りをする。)
③①のだし汁を火にかけ沸騰寸前で火を止め中の材料を取り出します。
④①のだし汁に戻した椎茸・ゆでた人参、ごぼうを入れ食塩(少々)薄口醤油で味付けし少し煮立ててください。
●ごぼうは斜め切りにして水に5分さらす。人参は花切りにして茹でておく
●鶏肉もダシで下茹でしておく。
●かつお菜(下茹でして軽く絞り切りそろえておく)
⑤お餅を水煮して柔らくします。 餅がくっつかないようにお椀の底に薄く桜切りした大根を敷きます。
⑥椀に餅をのせ具材を盛りつけ④のだし汁を注ぐ
大量に作るときは、具材を一椀分ずつ竹串にそろえて用意しておきますと便利です。